COP29からの帰路にて——個人的なふり返り

Cop29 Baku Azerbaijan

本記事は、清水イアン氏が当初英語で執筆し、公開したものです。

COP29からの帰り道、相反する感情でいっぱいです。ワクワクしている一方で、ぐったりと疲れてもいます。希望もありますが、不安もあります。

3Tにとっては、とても実り多い時間でした。有意義な新しい出会いがあり、かけがえのない学びも得ました。

それでも正直、こうした成果と「COPという仕組みは目的に適していないのではないか」という感覚を、どのように折り合いをつけるべきか悩ましいところです。

排出は依然として増え続け、破滅的な温暖化の軌道にあります。ロス&ダメージの支払いは停滞し、化石燃料ロビーはなお強大です。

気候変動緩和の「レース」では、残念ながら人類は大きく遅れています。そして、1年遅れるたびに行動のコストは上がっていきます。2030年までに年間2兆ドルが必要と見積もられている今、その現実は重いものです。

無為が無為を呼ぶ悪循環に世界がはまり込んでいるのではないか——そんな恐れもあります。2024年時点で、気候の混乱が連鎖し、誰もが自己防衛に追われる未来が来る可能性は、なお消えていません。

それでも、目を凝らせば希望の光はあります。

パリ協定第6条(Article 6)の交渉は前進し、国連の下でグローバルなカーボン市場に一歩近づきました。適切な枠組みとセーフガードが整えば、公民双方が「緩和単位(Mitigation Units)——いわば国連版のカーボンクレジット——を取引しやすくなります。

適切に実装されれば、巨大な規模の行動を解き放ち、削減・除去の国際協力を指数関数的に加速させることができます。

そして希望は、COPのあらゆる廊下にも息づいています。世界中から集まった人たちの熱量——それぞれのやり方で前進させようと、才能と時間を注ぐ姿に表れています。

では、この“陰と陽”、希望と絶望の衝突をどのように受け止めればよいのでしょうか。

気候アクションとその周辺のすべては、避けようもなく複雑です。世界が足並みをそろえることが容易でないことは、最初から分かっていました。それでも、この複雑さはときに気持ちをくじきます。

けれど、混乱を切り裂く問いが一つあります。「自分は、どんな行動をとるのか?」です。

結果がどうなるかは、行動できる人が「正しいことをやる」うえで、本当に決定的なのでしょうか。

答えは「いいえ」です。腰を据えて、やれることをやります。一歩ずつ、積み上げていきます。

約3年前、3Tはガーナで5,000ヘクタールの再生地を探す3人から始まりました。今、地面には木が植わり、伝統的首長が味方となり、投資が後押ししてくれています。そして何より、規模は小さくても毎日それぞれの役割を果たそうとする情熱的な仲間が増えています。

毎日、足をすくわれるような課題がやってきます。それでも立ち上がります。結局、それだけが違いを生むからです。

遠くからCOPをご覧になっている皆さんへ。どうかご自身に問いかけてください。「私は、どんな行動をとるのか?」と。

それこそが、違いを生む唯一のものだからです。

注記:本記事の日本語版は英語記事の翻訳です。ChatGPT(生成AI)で翻訳のうえ、当社にて内容確認を行っております。